第48話 希望と絶望 [ Control ] 02/06/23
written by ぷよぷよ

結婚式の準備に、プランナーのいる式場へ足を運んだイザベルと母。ところが、 母は、結婚に乗り気でないのがありありと判る態度。イザベルは、結婚式に対していろんな希望を伝えるが、イザベルの希望する結婚式のプランに対して、プラ ンナーも良い顔をしない。そこへ、ジェシーが現れる。挙式は、この春という二人に、母は、驚きととまどいを隠そうとはしない。

ハリウッド。シェイプシフターであるラングリーが開くパーティー会場へ現れたマックスは、映画のプロジェクトの話があるんだといって、ラングリーに近づ く。怪訝そうな表情をする、ラングリー。

その頃、リズは、カフェのキッチンでマックスへのプレゼントボックスに入れるためのクッキーを焼いていた。今晩マックスから電話が入る予定だった。マックスに甘すぎるとマリアに言われていた。そこへ、イザベルが訪ねてきた。そして、ジェシーと結婚することを伝えた。驚く二人を尻目に、「女友達ってあなた達くらいだから」と結婚式当日の付き添いを頼んだ。ニッコリ笑いかけるイザベ ル。クッキーを見て、マックスを甘やかしすぎるとマリアと同じ事をリズに言う。そして、結婚することをマックスにはまだ言わないで欲しいと頼んだ。マイケルには、マリアから伝えて欲しいと頼んだ。

ラングリーのパーティー会場で、マックスが映画の企画話をしていた。エイリアン物のストーリーを話すマックス。そんな企画は面白くない「エイリアンものなら、ロマンティックなものではいけない。殺戮がなければ」と、感想を述べるラングリー。


イザベルの部屋。マイケルが訪ねてきた。血相を変えて、真面目な顔でイザベルの結婚を反対した。「マリアから聞いた。冗談だろ。他人を巻き込まない約束だろう」それに対して、イザベルは「私、人生をあきらめたくないの。このチャンスをつかんで、幸せになりたい。愛する人から愛されたいの。願いはただそれだけ。エイリアンってことだけで、私たち今まで本当に苦しんできた。だから、私、決めたの。ジェシーが私の正体がエイリアンだと知る必要はない」と言った。マイケルは、「エイリアンと人間がセックスするんだ、ハネムーンが終われば、 ジェシーだって疑問を持つ」と、イザベルにきついことを言うが、イザベルは一笑する。マックスにまだ話していないことをマイケルが知る。「おめでとう といってよ」というイザベルに、「何がめでたい。これまでに、何があったと思っているんだ」と言い、笑いもせずにマイケルはイザベルの部屋を後にした。残されたイザベルの表情は、寂しげだった。

ラングリーのパーティーがお開きになった。客が帰る中、ラングリーはマックスを呼び止め、再び家の中へ呼び入れた。扉を閉めた途端に、ラングリーはパワーでマックスをはじき飛ばした。怒りを全身に表してラングリーはマックスに言う。「人の家に押しかけ、人の前であんな話をして、私の正体をばらすつもりか?」マックスは、「息子のためだ!」とラングリーを見つめて言う。ラング リーは、事情を理解した。宇宙船について、ラングリーは知っていた。だが、アメリカ空軍が復元したが飛ぶことは出来ないとラングリーはマックスに伝える。 そして、これ以上つきまとえば、殺すと言ったはずだと言いながらパワーを使うが、マックスを殺すことをしない。ラングレーは「マックスの保護者」という使 命があるのでマックスを殺すことが出来ない、ということにマックスは気づい た。「君がどんなに腹を立てようと、君が助けてくれるまで、消して僕は帰らない」とラングレーにつめよった。マックスを見つめるが、すぐに去るラングレー。

クラッシュダウンカフェでは、リズとマリアが、イザベルの結婚について話していた。そこへ、エバンズ夫人がやって来た。マイケルにお皿を返して欲しいと伝言を頼んだ。そして、リズには、マックスの携帯電話の番号を尋ねた。リズは、 教えなかった。落胆して店を出て行くエバンズ夫人。マリアは、彼氏の親と真正 面から対立するなんて「現代版ロミオとジュリエット」と冷やかす。ところが、 リズは浮かない顔をして、夕べマックスから電話がなかったとマリアに言った。 マリアは電話をかけてくる約束を守らないのは絶対に許せないと、マックスを非 難した。リズは、「危険が迫っているんじゃない。忙しいだけだって」自分に言い聞かせていると必死の思いをマリアに打ち明ける。マリアは、リズから電話を かければいいとアドバイスするが、リズは足を引っ張りたくないからと、自分から電話をしようとはしなかった。「マックスはいつ帰ってくるの?永久に息子が 見つからなかったら?」とマリアはリズに問いかける。「励ましの言葉ありがと」とリズは、マリアに突き放したように言った。「恋って、二人でするものでしょ。それを忘れないでね」マリアに言われて、リズは、目を伏せた。

ラングレーの自宅プールサイド。マックスは、人間の姿で生活しているラングリーの生活について揺さぶりをかけていた。人間として地球で生きるために努力してきたことを、ラングリーはほのめかす。そして、自分の故郷は、ここハリウッドなんだとラングリーはマックスに言った。最新式の携帯電話の説明をしな がら、ラングリーは、マックスに今の自分の地位をさりげなくほのめかす。マッ クスが、携帯電話に興味を持つと、惜しげもなくマックスにプレゼントした。怪訝そうなマックス。

イザベルの部屋では、ジェシーとKissを交わしているところへエバンズ夫人が入ってきた。とまどい慌てながら、すぐに用件だけ言って部屋を出る母。リビ ングの机の上にさりげなく置かれていたイザベルの手帳を見つけた母は、その中から、マックスの携帯電話の番号を見つけた。早速マックスに電話をかけるエバンズ夫人。マックスを気遣いつつ、イザベルのジェシーとの婚約・結婚を伝えた。そして、何を言っても結婚するといって聞かないイザベルについて相談した。

マックスは、ラングリーが、希少な携帯をくれたことでひらめくことがあった。 ラングリーは、マックスに命令されたら従うしかないということに気がついた。 マックスは、ラングリーに宇宙船を探し出すことを命令した。ラングリーは、従 わざるを得なかった。合衆国空軍リサーチセンターにラングリーはマックスを 連れて行った。映画の撮影を通じて、チェンバース将軍と親しいラングリーは、 アカデミー賞を4回もとったことのあるプロデューサーとして宇宙船の在処を聞 き出そうとした。 ペンタゴンの許可がおりないと将軍に言われるラングリー。だが、宇宙船は、ここリサーチセンター内にあることがわかった。

カフェでは、イザベルとマイケルが言い争っていた。私には自由がないのかとマイケルにくってかかる。マイケルは、ジェシーの身に危険が迫るかも知れないと諭す。そこへ、結婚プランナーがイザベルの結婚式のことを報告しにきた。イザベルの知らないところで、エバンズ夫人が式場をキャンセルしていたことが判った。そこへ、マックスから結婚を待つようにという電話が入る。「私は子供じゃない」というイザベルに、「子供以下だ」とマックスは言った。イザベルは、憤慨して店を後にした。

リサーチセンターでは、マックスとラングリーは宇宙船の格納庫にたどり着いていた。操縦したくないと言うラングリーに、命令を下して操縦させることを了解 させたマックス。「君も私も、人間として生きるべきだ。私は、行きたくない。」と懇願するラングリー。「元の姿に戻って船をとばせ」命令するマックス。落胆しながら、元の姿の戻って宇宙船の中に消えるラングリー。

カフェでは、マックスへのプレゼントボックスの中身をマリアに分けるリズがいた。イザベルには電話があったのに、自分にはかかってこなかったことで落胆していた。マリアは、マイケルのアパートに行って八つ当たりしようと慰める。リズは、「私はずっとマックスを助けてきたつもりだった。マックスが何かを必要 な時は、いつでも側にいた。なのに、電話一本くれないの」マリアに胸の内を吐 き出すリズ。「でもね、リズ。電話っていうのは、一方通行じゃないでしょ。どちら側でも使えるものなのよ」と優しく諭した。「わかってる」と答えるリズ。

宇宙船が動き出した。浮かび上がった。その時、マックスの携帯電話が鳴った。 リズの携帯電話からだと、表示された。文字を見つめるマックス。宇宙船が浮かび上がっているのを見て、電話に出ないで切った。その途端、浮かび上がってい た宇宙船は動きを止め墜落した。宇宙船内部から、はじき飛ばされるようにしてラングリーがでてきた。倒れているラングリーに走り寄るマックス。「墜落した 時のダメージがひどすぎて、ジェネレーターがオーバーロード・・・・」宇宙船は飛ばなかった。

エバンズ家の台所。イザベルが母・エバンズ夫人に二週間後に結婚式を挙げる報告をした。エバンズ夫人は、取り乱して真っ向から結婚を反対した。イザベル は、幸せを祈って欲しいと頼んだ。そこへ、マイケルがお皿を返却しに来た。二人に見つめられ、イザベルは、むすっとしたままその場を離れた。

弱り切ったラングリーを家に送り届けるマックス。ラングリーは、倒れながらマックスに言った。「君は、私の人生を破壊した。君の所為で私の今までの努力が水の泡になった」 マックスは、辛そうに「すまない」と言う。 「君は、昔からそういう王だった。身勝手で我が儘で、君を守ることは私の遺伝子に組み込 まれている。だが、今夜から永遠に君をにくみ続ける」苦しそうに言うラング リーはマックスを弱々しく振り払った。マックスは、辛そうに「ラングリー、君の言うとおりだ」と答えた。「僕は、敵と寝て、息子をその敵に預けた。人生最大の過ちだったよ。僕は死ぬまで悔み続けるよ。僕の責任なのに、君を巻き込むべきではなかった。でも、どうすればいいのか?僕にはわからなくて。赦してく れ。」 背を向けていたラングリーは、少し振返りマックスに言った。「よく考えろ。大切な人たちのことを。君の妹。君の恋人。そして、母親。君のことを心 配しているぞ」「何故、みんなを知っている?」「それが、仕事だ。家に帰って、二度と戻るな。忠告しておく。エイリアンであろうとすればするほど、より多くのものを失うぞ。そこにいて、みんなを守ってやれ」 そう言って、苦しそ うに胸を押さえながら、ラングリーは階段を登っていった。

夜の道を歩きながら、イザベルは、街頭の明かりをショートさせていた。マイケルが、バイクで追いつく。マイケルは、イザベルに言う。「僕なんてどうでもいいくせに」 マイケルは、イザベルが直接結婚の報告をしないで、マリアを通して結婚を知らせてきたことに腹を立てていたのだった。イザベルは、直接話して、反対されるのが怖かったからと打ち明けた。兄さんと同じくらいマイケルのことを大切に思っていると伝えた。マイケルは、街頭の明かりを吹き飛ばした。 二人は、お互い笑いあった。「結婚おめでとう、イザベル!」「ありがとう!」 ふたりは、抱きあった。

表情は暗く、つまらなさそうにカフェの店じまいの掃除をしているリズ。カフェのドアのガラス越しに見えるマックスの影。目を見張り立ちつくすリズ。憔悴し たマックスの姿。 「おかえり」 「ただいま」 「いつ戻ってきたの?」  「ついさっき」見つめ合う二人。 「電話もくれないで」 「一晩中、飛ばし てきたんだ。君に会わなくちゃと思って」 少しずつ、リズに近づくマックス。  「悪かった」 「いくらなんでもひどいわ。あなたを愛しているのに。でも、 最近は、愛されてるって感じられない」 「そんなつもりじゃあ」 「言い訳は、よして」 「君は、ずうっと一人で僕を待っててくれたのに、僕ときたら、馬鹿 だった」 両手でリズを抱きしめようとするマックス。 「止めて、マックス」  リズに拒否されて、うちひしがれてしまい絶望的な瞳をするマックス。 「何があったの?」 「失敗した。僕は、息子を助けてやれなかった。僕は、いつも傷つけてばかりだ。本当にゴメンよ、リズ。本当に、ゴメン。」 リズは、 マックスの首にしがみつく。 リズを抱きしめながら「もう、君から離れない。 君を、放さない」 ・・・・・・・・・。

 
[Control ] Review (感想) 

一つ謎なのは、どうしてラングリーはマックスたちを守る役目を放棄してたのかってこと。ナセドもどうしてラングリーの勝手な行動を許していたんだろう? 何か目的があったと思うんだけど・・・やっぱりオスカーがほしかったのかなあ?U FO が使えないことがわかった今、もうアンタールに帰るすべはなくなったよね。あと残された手段は@テスが迎えにくる、A時空間移動ぐらいしかないと思うけど。イザベルはかわいそうだけど、ママの気持ちのほうがよくわかる。いきなり結婚じゃあねえ。まだ若いと思うよやっぱり。えらいよマックス!今回は携帯出なかったね。 前回 の反省がいかされてる。うんうん。

written by とっすい


マックス、髪を切って、またまたかっこよくなった! スーツ姿も良く似合うし〜でもキャルは結局どうなってしまったのだろう? 元の姿に戻ることで体に負担がかかって、人間として生きようとしていた努力が水の泡になってしまったってことなのかな… 息子のことが心配なマックス。これからどうしたら良いのか… 。一方、イザベルはママに祝福してもらえず、街灯に八つ当たり。 急に娘に結婚宣言されて、ママも確かに複雑な心境だろうな〜 マイケルは祝福してくれたのが、せめてもの救いだけれど。 まだまだ前途多難なエイリアンたちなのでした。 ところで最近、リズがしているペンダント、素敵です〜
written by りんりん


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