第49話 キバーの影 [ To Have and to Hold ] 02/06/30
written by Kobuki

イザベルの挙式まであと3日と6時間・・・
イザベルは朝から晩までクラッシュダウンカフェで自分の挙式の手配に追われていた。一人で準備を抱え込み手配がうまくいかずイラつくイザベルだったが、リズたちとの雑談中に疲れから遂居眠りをしてしまう。
夢の中・・・
イザベルの前に一人の男が現れる。お互い求め合うように熱いキスを交わす二人 ハッと我にかえり目覚めるイザベルだった。

挙式まで2日と4時間あまり・・・( カイルの働く自動車工場)
大型バスの故障の原因を調べるカイル。どうやら乗っているのはどこかのバンドらしい。車の故障具合を尋ねてくるバンドのマネジャーらしき男の態度にカイルがかなりイラついていると、そこへ、イザベルがやってきた。 夕べ見た夢のことを聞いてもらうためだ。夢の中のイザベルは自分であって自分でない感じ、夢の中の男は危険なのだけれど懐かしさと共に心をときめかしてしまうすごくセクシーな夢なのだというカイルは「結婚式が近いからイライラが講じてそんな夢をみるんじゃないか」とアドバイスをする。それを聞いてイザベルは、「イライラ?私が?私は今サイコーに幸せな気分なのよ」その時イザベルの携帯が鳴った 「ちょっと!それ正気で言ってるんですかッ!!」急にイラつき始めるイザベル電話は発注した結婚式の業者のようだった。 日取りの変更などを求める業者にすごいけんまくで怒りながら通りを歩くイザベル。そのイザベルの前に両親が偶然に通りかかった。 結婚式に出席しないという両親は、イザベルに「どうしても結婚に賛成できないから」だという そんな両親の言葉と業者の態度とが重なってイザベルのイライラも頂点へ「私の邪魔はさせませんからね!」 そう言いながら、両親の元から歩き出すイザベルだった。

公園。イザベルの元へマックスがやってくる。ジェシーとの結婚をマックスも反対しているんだろうと思っているイザベルは、両親が結婚式に出席してくれないこと、反対してることをマックスにぶつけるのだった。 反対するのにもイザベルが心配だからこそだとマックスはイザベルに話すが、イザベルは「大切なことは、私が彼を愛しているということ」だと言うのだった。 そこへ、ジェシーが現れる。何も聞いていなかったマックスは少し動揺したが、ぎこちないながら挨拶を交わす。そんなマックスにジェシーは「結婚式の付添人してほしい」と頼む。その場の状況から仕方なしに付添人を引き受けるマックス。 しかし、マックスは心から二人のことを認めてはいなかった。 マックスはマイケルと話合いジェシーがエイリアンでないかどうかイザベルには内緒で調べることにする。

イザベルはジェシーにこの結婚に迷いがないのか尋ねた 「こんなに何も迷いのないのは生まれて初めてだ」そういわれて安心するイザベルだったが 夢の中でのことがどこか気になっていた。 そんな彼女の不安を見透かしたようにジェシーが「何かあったんだろう」と心配するが、「結婚式の前で緊張している」と言ってごまかす。

夜、眠りについたイザベルだが、また夢をみていた。 「認めてくれる?」そう言って男に結婚の報告をするイザベル 「俺の許可がいるのか?ダンナはこの顔が気に入ったのか?結婚なんてさせない。君は永久にボクのものだ」

朝、「イザベルおはよう」 いつものようにイザベルが開店を待っていると思い込んでいたマリアはクラッシュダウンカフェの扉をオープンしながら、そう声をかけた。しかし、いつもいるはずのイザベルはそこにはいなかった。 そのころ、イザベルは昨夜の夢の中での男の言葉が気になって考え込んでいた。 そこへ、心配したマリアが訪ねて来る「結婚式の準備はどうなの?」 その言葉で我に返り 急にパニックになってしまうイザベルにマリアは落ち着くようにいい 「自分が手伝ってあげるから」と話す。そしてイザベルは「全部お願い」と言い残し出て行ってしまう。マリアからイザベルの様子を聞いたリズは、イザベルに何かあったのではないかと心配しながら明日にせまったイザベルの結婚式をうまく運ぶ為に奮闘する。

タキシードの衣装合わせにきてるジェシーの元を訪ねたマックスとマイケルは、ジェシーからジェシーの過去について言葉巧みに聞き出した上、タキシードの衣装の袖口にピンをさし わざと出血させジェシーの血液のサンプルをとる。 マイケルが検査した結果、ジェシーは正真正銘人間であることが解かる。 そんなマイケルのアパートへ顔色を変えたイザベルがやってきた・・・ 「私、エイリアンに狙われているかもしれない」

挙式前のストレスから、そんな夢をみるんじゃないかと話すマイケルだが、イザベルは、夢の中の男は「キバー」なのではないかと考えていた。夢の中の男がキバーだったとして、前世のマイケルたちを裏切り死に追いやった罪の意識がそういう夢を見させるのだと マイケルは言うが、「前世での私は、私じゃないビランドラよ!そして私が覚えていることはキバーの為に兄さんやマイケルたちを裏切ったことよ あなたたちにしたように、ジェシーも裏切るのかしら・・・」 そういって落ち込むイザベルにマイケルは、「僕も過去の記憶はない。はっきりわかるのは今の自分だけで今のイザベルは夫を裏切るようなやつじゃない」 「それでも、もしキバーが夢の中の自分に話しかけているのだとしたら」そう心配するイザベルにマイケルは 「だとしても、キバーは遠い星にいるのだから、もしキバー来たらみんなで何とかしてやる」そういってイザベルを安心させるのだった 心を落ち着かせたイザベルはふと目の前にある顕微鏡に目が止まる 慌ててごまかすマイケルだったがすぐにジェシーの血液を調べたのだということがバレてしまうのだった そこへ慌てた様子のマリアが入ってきた ウエディングドレスが配送の手違いでフロリダにいってしまったらしいのだ 「ウソッ!ウソでしょ!」またまた落ち込んでしまうイザベル。

マックスは久しぶりに我が家に戻っていた。 懐かしそうに部屋中を見渡すマックス。そこへ両親が帰ってきた 「靴を取りに・・・式で履くんだ。色々あって付添人をやるんだ」そう言いイザベルとジェシーとの結婚は大賛成ではないけれど家族なのだからと式にでることを話すマックス。 そして、イザベルの様子を聞かれたマックスは 「うまくいかずに苦しんでるよ。手違いでウエディングドレスがなくなって・・・」 そう言い残し出て行こうとするマックスだったが思い返したように振り返り 自分と父親の関係はいつかは歩み寄れると信じているが、もし結婚式に出席しなかったらイザベルとは一生歩み寄れないそう両親に言い残し出て行く。

クラッシュダウンカフェではリズの父親がウエディングケーキの発注のことでリズに話を聞いていた。 イザベルの結婚式だと聞いたリズの父親は、「式にはマックスも出席するはずだ。またマックスと何かするつもりなら無駄だぞ諦めろ」 そういう父親に「イザベルは私の友達よ。パパは友達なら助け合えって言ってるわよね。手錠をかけて閉じ込められない限り私は教えどおり友達を助けるつもり」 リズはきっぱりと父親に言った。そういわれ何も答えることのできない父。 カフェでは、バレンティが披露宴で自分たちのバンドが演奏できないかとマリアに話していた 「カントリーウエスタンはちょっと・・・」というマリア そこへ、イザベルがやってきた。式で新婦の父親役になってほしいと言うのだ 驚きながらも快く引き受けるバレンティだった 同じカフェの中、カイルの元にバスを修理してもらわないと困るバンドのマネージャーらしき男がやってくる。 カイルになんとか機嫌を直してもらおうとする男の話からマリアはあることを思いつく。 その男はマネジャーではなくラジオ番組を担当しているディレクターらしい。 バンドのメンバーが「アイビー」だと知るとマリアはカイルを押しのけディレクターの男と話を始めた。

夜のバー
独身最後の夜を楽しむジェシーとその友人たち。その中には、マックス、マイケル、カイルもいる。 バーのステージではバレンティのいるバンドが演奏をしている。 酒を飲むもの、ビリヤードを楽しむものみんなそれぞれの時を過ごしていた。 マックスは、ジェシーの友人からジェシーのことをこと細かく聞き出していた。 ビリヤードのほうでは、カイルが嫌味なジェシーの友人から散々な目に合わされていた マイケルはひつこくジェシーについて調べるマックスに「いいかげんあきらめろよ。何もでてこないって」そう忠告するが マックスはどうしても納得がいかずに、また違うの友人を見つけて話を聞きだそうとしていた。 一方、ビリヤードで一方的にやられてしまったカイルはマイケルに応援を頼む。 同じ頃、イザベルは夢の中で、キバーに明日結婚することを告げ、きっぱりと別れを告げるのだった マックスはジェシーの友人ルイスから、ジェシーがFBIで働いていたという情報を聞き出し驚くマックス・・・ そこへ、ジェシーが現れ自分のことを根掘り葉掘り調べているんだろうとマックスに詰め寄る。 マックスもルイスから聞き出したFBIで働いていた時のことを問い詰めるとFBIで働いていたことなどないという。FBIで働いていたというのはルイスの勘違いだった。 ジェシーは「僕のあら捜しをして、イザベルが僕との結婚を思いとどまらせるために!」と声を荒げる時を同じくしてマイケルの方でも、カイルを散々な目にあわせた男にビリヤードで仕返しをしていたが 「こんなことはおかしい」と言われ口論を始めてしまう。 どうしたのか聞きに入ったマックスとジェシーだったが、その場の流れから乱闘になってしまい、マックスは思わずジェシーを殴ってしまう。

挙式まで4時間半
マックスがジェシーを殴ったことでジェシーは鼻の骨を骨折してしまっていた。 そのことでマックスを責めるイザベル。 マックスは色々と言い訳をするが、イザベルはマックスがジェシーを調べていたのは 「私を信じてないから」なのだと言い、「兄さんを信じていた私が哀れだわ・・・たとえ他の家族全員が反対しても兄さんだけは私の味方だと信じてたのに そうじゃなかったのね・・・」そう悲しげに言い残し去っていく。

挙式まで22分
参列者が続々と集まり始める。手違いで届かなかったウエディングドレスの変わりにとリズとマリアは町中を駆け回りドレスを探してきていた。しかし、イザベルが着たがっていたドレスとは程遠いものだった。 それでも、二人に感謝するイザベル。 そこへ、イザベルの母親が自分の結婚式できたドレスを持ってやってきた。 母は昨日のマックスとの話で考え直し、式に参列するために代々結婚式に着てきたドレスを持って来てくれたのだ 喜ぶイザベル ジェシーの控え室にマックスがやってきた 「生肉をあてると直るっていうから」そう言って 「君ならイザベルを幸せにしてくれる。なのに素直に認められたくて・・・」と今までの行動を詫びる。 ジェシーも「イザベルの相手がだれでも不満だよね。友達にはなれないけど、家族にはなれる」そう言って二人は和解する。 そして、マックスは「試してみよう」と生肉を腫れて黒ずんでしまったジェシーの鼻にあてジェシーにきづかれないように、そっとパワーを使って治した。肉をはずすと傷はすっかり良くなっていた。

いよいよ式の始まりだ。 イザベルの父も式に参加することになり、心から喜ぶイザベル。 誓いの言葉を交わしながら指輪の交換。 皆が見守る中、神父が二人を夫婦と認め、熱いキスを交わすイザベルとジェシー・・・ 式の後、披露宴が始まった。 マックスが代表としてスピーチを始めた 「イザベルと僕は子供の頃砂漠で発見されました。僕たちが何処からきたのか誰も知りません。僕たちも知りません。たった二人だけで 何故そこにいたのか・・・そして、今の両親たちが名前をくれて家族に加えてくれました。そのことに対する感謝は一生忘れません 僕は今までずっと妹を守ろうと努力してきました。誰にも渡さないと。でもイザベルは僕が守らなくても何も心配はいりません 成長して強い女性になりました。そしてイザベル、君を愛し信じている。心から君の幸せを願っている。」そして口々に「ジェシーとイザベルに」そう言って会場に人たちが乾杯し、スピーチをしたマックスに熱い拍手が贈られる。 会場に素敵な音楽が流れ始め、ウエディングダンスが始まる。 楽しそうに踊る、イザベルとジェシー その様子を見ていたリズは披露宴の手伝いに来ていた父親の元へ行き 「パパ、私マックスと踊るわ。だからってパパの目を盗んで何かするわけでもないわ。私がマックスと踊りたいから 私はマックスを愛してるし、絶対に別れない」そうきっぱり言うと「もちろんパパも愛してるわ」そう言ってマックスの元へ向かうのだった 出席者の人たちがジェシーとイザベルを囲み楽しそうにダンスをしている その中にはマックスとリズの姿もイザベルもたくさんのパートナーとダンスを踊っている「表情を変えるな、笑顔はそのままで」そう言われ聞き覚えのある声に楽しげなイザベルの表情がいっぺんに硬直した。夢の中だけのはずのキバーが目の前に姿を表したのだ。愕然とするイザベルに「迎えに来た。一緒に星に帰ろう」 「私は夢をみてるんだわ・・・」しかし、夢ではなかった「今日の幸せに。そして未来の幸せな日々に。じゃあ、また会おう」そう言い残しキバーは去っていく。 呆然と見送るイザベルだったがカイルに声をかけられキバーの姿がカイルにも見えたと解り動揺する 「何?誰?」とカイルに聞かれ「いるはずのない男よ!」そう答え会場を呆然と見渡すのだった・・・・ 。
 
[Control ] Review (感想) 

♪♪シャラララララ〜〜ンラ、シャラ〜〜ラ〜〜♪♪と、頭の中にしっかりと、 曲が離れません。最後のイザベルの結婚式でのダンスのシーン。もう、このシー ンが、どういうのか、幸せそうなんだけど、この曲が、どこかしら哀愁を帯びて いるような、でも、ほんわかと幸せそうな・・・・。意味深な感じがしてしまっ ています。リズがパパに面と向かって、マックスを愛していて離れないと宣言す るところなどは、もう、感激してしまった。(目の周りのラインが濃くて、意志 のハッキリした感じを出したのだろうか?びっくりした) イザベルの結婚式な んだけれど、主役は、やはり、リズとマックスでした。  マイケルと踊った後 にキバーが現れた。キバーの姿を目撃したのは、カイルだけ。イザベルは、ジェ シーを愛していると言いながら、夢の中のことを一番最初に相談したのもカイル だったし。これって、なにか意味があるのかしら?  だけど、ジェシーの折れ た鼻を治すのに・・・・あんな、唐突な治し方って・・・マックス・・・不用意ではないのか・・・・と、あれだけ、慎重にイザベルの結婚相手のことを調べたりしていたのに。心配してしまった。ジェシーも、キョトンとしていたけど、何 も不信感を抱かなかったのだろうか?単純にいい人・・・なのか??  ちょっ と、興味あるのは、イザベルが選んだリズとマリアのドレスって、どんなのだっ たのだろう??リズのリアクションが気になって・・・・・う〜〜ん・・・・気 になる。 でも、エバンズ夫妻が、マックスの一言でイザベルの結婚式に出席したのであれば、マックスって勘当の身でありながら、やはり、良い息子なのね。 スピーチといい。・・・そう、スピーチも、砂漠に現れ、どこから来たのか判らない・・・とか、そこまで、おおっぴらに話しても良かったのかな?? とにか く、リズとマックスが、ダンスできてよかった・・・・・。イザベルのイライラも、可愛くみえてしまった。

written by ぷよぷよ


今回の邦題はネタばれ!だね。ニコラスによく似た男性が出てきたしね。ジェシーの衣装の仮縫いの時にマックスとマイケルが示し合わせて「血」を採取したシ〜ン、よく考えたよな〜そのことがイザベルにばれるところでは、一転してコミカルなBGMになってマイケルがあたふた!盛大なバチュラーパーティ(って確か言うと思うんだけど)にもびっくり。まさかバレンティの歌声がここで聞けるとはね。 乱闘になっても歌い続けるバレンティ…プロ意識が高いのか〜 イザベルは土壇場になってパパとママの祝福を受けることが出来て良かった。 マックスの一言が伝わったんだね。クラシックなドレスも素敵。 リズは花嫁付き添いのドレス、切れ長に入れたアイラインと シックにまとめた髪型で上手に着こなしていた! リズパパに、「パパのことも愛してる」と言いつつ、「マックスと踊るわ」 と、きっぱり。パパの今までの仕打ちを非難するでもなく、隠れてマックスとつき合いたくないとハッキリ伝えたリズにパパも思わず納得。ポイントはハグかな〜と思うけどこういう気持の伝え方、すっごくいいな!
written by りんりん


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