第 55 話「リズの異変」 Ch-Ch-Changes  02/09/01
written by neko

酒場にてジム・ヴァレンティのバンドとセッションするマリア。その姿をリズとカイルは、フロアから応援していた。しかし、カイルは、父親と友人がデュエットする姿に恥ずかしくなり、耐え切れず席を外す。カウンター席、熱唱するマリアをじっと熱心に見詰める女性がいた。

マックスが遅れてやって来た。マイケルのドタキャンを聞き、不満を訴えるリズ。マックスのジョークにもムッとしていた。どうやら、リズは気分がすぐれないようで、重い表情をしていた。そんなリズをマックスは無理やりダンスへ誘い出す。リズたちが立ち去ったテーブル上の皿が、熱を持ち溶け出していた・・・。リズとマックスは気づかず、楽しく踊る。

マリアとジムのライブは大成功だった。カフェにて二人は今後も一緒にやっていくことを約束する。その時、ドミニクと言う女性がマリアへ声をかけた。彼女は、レコード会社で新人をスカウトする職種だった。一緒に歌ったはずのジムは無視され、彼女はマリアをべた褒めにする。

気分の悪いリズは、そっと二階の部屋へ戻ろうとしたが、父親から呼び止められ成績が下がったことで注意される。それは、体調が悪いのが原因のようだが、心配させたくないのでリズは色々言い訳をする。リズの夢だったハーバード大学の面接が間近なので、父親は「後悔しないように頑張れ」と励ます。そこへマリアが駆け込み「レコード会社と契約した」と大喜びで伝えに来た。

翌日、化学の実験室、リズはぐったりしていた。彼女へ遅れて来たマックスが声をかける。リズは未だに体調がすぐれない様子。マックスと実験を始めようとするが、鏡に映った自分の姿がのっぺらぼうに見る幻覚症状が出ていた。面接も間近でリズは焦っている。

医務室で検査を受けるが異常は見つからない。医師から性感染症のことについて説明を受ける。「好きな人からでも、無防備に関係を持つと何らかの病原菌をもらう可能性もある」と言われ、リズはハッとする。

リズは、カイルの所へ向かった。体調が悪いこと、幻覚を見ることを話した。カイルは、リズ同様にマックスに命を助けてもらったので彼へ相談したようだ。そこで、カイルはブッタの本を渡すが、リズは呆れて本を壊れたカーステレオの上に置いた。すると火花が散り音が鳴り出した。異変を目のあたりにして動揺する二人。カイルはマックスへ相談するように言うが、リズは戸惑い「マックスには黙っていて欲しい」と頼む。

マイケルの家。レコード会社と仮契約が決まり、浮れ気分のマリアは、はしゃいでマイケルへ喜びを伝えるがマイケルはうかない返事で答える。興奮気味のマリアはマイケルへキスをする。驚くマイケルだが、そのキスへ答えて彼もマリアへキスをし、二人はそのまま横になる。

今夜マイケルと寝たことをリズへ話すマリアは、寄りは戻したつもりはないと、あっさりした態度。それよりもテストレコーディングに着ていく服を選ぶのに頭が一杯だった。その間も、リズは幻聴に悩まされていた。リズはマリアへ相談しようとするが、ハイテンションのマリアに話しをさえぎられてしまう。マリアは、マイケルと別れて道が開けてきた。自由になった気がして全てが上手くいくと調子付いていた。それを聞いたリズは寂しいそうな表情をした。

スタジオ入りしたマリア。レコーディングは大成功。ディレクターのドミニクは、マリアへ私生活について変な質問をする。不信に思いながらも淡々と答えるマリア。そこへマイケルが顔を出しに来た。彼氏面のマイケルにマリアはうんざりした様子。ドミニクは、この曲をプロデューサーが気に入れば、直ぐにN.Yへ行きロズウェルから離れることになると告げる。それを聞いたマリアは有頂天だったが、マイケルは隣でうかない様子だった。

マックスは、リズの面接の練習を手伝い面接官役で質問をする。リズは「どうして、手伝うの?受かれば遠くへ行くのよ?」と尋ねるが、マックスは「君の夢だろう」と次の質問を続ける。「一番後悔していることは?」という質問に、リズは黙り込んでしまい、店を手伝わなくては・・・と言い訳をして席を立とうとするが目まいがして倒れる。それを支ええるマックスだが、リズが触れた本がいきなり炎をあげて燃え出した。驚くマックス。リズの体に異変が生じていた。

マックスは父親にスパイさた時、土の中に埋めた運命の本を掘り出そうと必死だった。リズを助けるための手がかりがないかと懸命なマックスだが、マイケルは不満の様子。二人は口論になるが、マックスの真剣な姿を見て、マイケルも協力することにする。

その頃、リズはハーバード大の面接を受けていた。しかし、幻聴と幻覚が始まり、リズはその場を逃げ出してしまう。

ジムと一緒にライブで歌ったのに、自分だけスカウトの声が掛かったことに後ろめたさを感じ、ジムへ謝罪するマリア。ジムは「チャンスは逃すな!」と励ます。

レコーディング関係者との付き合いで忙しいマリアを呼び出すマイケル。マイケルはマリアの契約時に、騙されてはいけないと、弁護士のジェシーを同伴するようにとアドバイスするが、マリアは「私たちは別れたのだから心配しないでいいから・・・」と聞く耳を持たずプロデューサーに会いに行く。すっかり昨晩のことで二人の寄りが戻ったと思っていたマイケルはショックを受ける。

リズの部屋、カイルとマックスは駆け付けた。リズの手からは電流が流れていた。「私死ぬの?」不安な表情で尋ねるリズ。

スタジオにてマリアの書いた曲を、ダンス・ミックスにアレンジし、シングルとして売り出すと言うプロデューサー。マリアは自分の曲が原曲とは全く違う曲になっているのでショックを受ける。投資する側の意見を聞くべきだと説得するドミニク。落ち込んだマリアは、再びマイケルの元にいた。「あんたが心配していた通りだったわ・・・」と涙ぐみ伝える。「夢のために僕を捨てたのに、今度は明らめる話を聞けと言うのか?僕のせいで夢を明らめたなんて言われたくない」とドアを閉めようとする。「リズもつかまらないの!」と半泣きのマリアへ「知らないのか?彼女死ぬかもしれない」と告げ、マリアは驚く。

人気のない荒地にて、光る石を使いリズの異変を消し去ろうとするマックスだが、パワーが強すぎてリズは激痛を訴え涙を流した。リズへ触れようとするが、リズの体が拒否反応を起こしていた。激痛に耐え放心状態のリズは「お願い、傷つけないで・・いつだってそう…」「どうしてテスと寝たの?子供のことを聞かされる度に私は、いつもあなたから受けた酷い仕打ちを思い出すのよ。私を裏切っておいて、よく平気でいられるわね!」と泣き叫んだ。「リズ・・・お願いだ・・分かってくれ」マックスはリズへ近付き、脅えるリズの頬に触れるが電流が走り悲鳴を上げるリズ。カイルが駆け寄り「マックス、殺す気か!」と引き離す。

カイルは、リズを家まで送る。リズは正気に戻っていた。マックスへ本音を打ち明けたことを"取り消せない"とマックスの気持ちを考え、後悔していた。今は自分だけのことを考えろと励ますカイル。

マリアがリズの元へ駆け付けた。リズの異変に気がつかなかったことを謝罪する。リズは、デビューのチャンスを逃すな、妥協するのは悪いことじゃないとマリアへアドバイスする。

リズの部屋、バルコニー。心配でマックスが会いに来ていた。リズは困るので帰ってくれと言う。リズへ触れようとするマックスだが、再びリズの体を電流と激痛が襲う。「君に言われたことが引っかかっている。話し合おう・・・僕を締め出さないでくれ・・・いつまでの君の心の中にいたいんだ」と伝えるが、リズは「もう一度考えてみる・・私独りで・・・」と答え涙ながらにドアを閉める。

リズは寄宿学校行きを決意し、父親へ伝える。荷造りを済ませ、リズはマックスへ手紙を書いた。

マックスへ
「 "何が欲しい"ってあなたが聞いたの覚えている?私は"何も"って、答えたわ。あなたがいたからよ。あなたが愛してくれたから・・・。でも答えが変わったわ。私は自由が欲しくなった。だから遠くへ行くわ。ロズウェルやあなたから離れて人生の意味を見つめ直したい。私を嫌いにならないで。あなたを心から愛してるわ。」   リズ

マイケルの家先、置手紙を読むマックス。バーモント行きのバスに揺られ、窓景色を見つめるリズの表情は、開放感から笑顔がこぼれ、自由を感じていた・・・。 

    

 
[I Married an Alien ] Review (感想) 


今回の回は先週のコメディタッチから一転急にみんなの周りがざわつき始めた感じですねリズもマリアも、マックスやマイケル(エイリアン)に振り回されない生活はどうだろうっていうことを考え始め、そんな矢先にマリアは歌手への道に近づくビックチャンスが舞 い込むしリズはマックスに癒されたことで起きたであろう体の変化がおこるし、それでも、なんとかリズを救いたいマックスはマイケルに何を言われても、「自 分がどうなっても リズを救う」って必死になってたあたり、シーズン1の頃のマックスを思い出させてくれました。でも、少し強引過ぎたかな・・・それも仕方ないよね。多分リズが進学してロズを出て行くかもしれない(応援したい、でも反面、ロズからでていくということはマックスから離れてしまうこと)そんな気持ちがマックスにあせりを与えたのかもしれないね。 でも、リズも今まで我慢に我慢していたことを、遂に口に出してマックスに言ってしまった・・・ 部屋の窓越しに話す二人は切ないよねリズに触れたくても近づくことすらできないマックスと、マックスを好きだけど、口にした言葉のおかげで何かを決めたリズ この先二人は別々の道を歩いていくのかな・・・ あんなにお互い思いあっているのに、なかなかうまくいかないものですね。また、マイケルとマリアの関係も逆転してしまってる。 昔は、離れていこうとするマイケルをマリアが必死に追いかけていたのに・・・ 今はその逆ですよね。でもそれはあれだけ人間を避けていた(心から信頼できな いでいた) マイケルの心を変化させたのはマリア自身なのでしょうね・・・ マイケルとマリアの関係も簡単には片付きそうにもありませんね。          

written by Kobuki


いつだってあなたは私を傷つける・・」この一言が頭から離れない。リズはも っと 前に本当の気持ちに向き合うべきだったとは思う。でもそれができないほど深い傷を負っていたんだね。傷ついた現実から目をそらし続けたつけが一気に爆発したこ とを象徴する一言。なんだかちょっとほっとした。リズが傷ついてないはずはないと思ってたから。この辺の繊細なところが省略されたのでは、あまりに人間味なさ過ぎだもんね。 マリアはNYへ。リズはバーモントへ。ロズウェルの高校生たちは、みな大人への階段を上っているように見える。マックスやマイケルはどうなんだろう。自分の人生と向き合い始めた女の子たちとは、少しズレが生じてきたような気がした。
written by とっすい


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